ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの
心温まる現代のおとぎ話。アートに恋した老夫婦のすてきなラブストーリー。
ニューヨークに住む、郵便局員と図書館司書のハーブとドロシー夫妻が、つつましいお給料で好きなアートを買い集め、やがて世界屈指の現代アートコレクターに。ふたりはそれらを1点も売ることなく、変わらずコレクションを続け、新婚当初から住む1LDKのアパートで静かに年金暮らしを続けた。ある日2,000のコレクションすべてをアメリカ国立美術館に寄贈し、大きな話題となった。
〈ここまでの実話を広く伝えたい、その思いに駆られ4年の歳月をかけて完成したドキュメンタリー映画が前作(2008年)『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』。〉
世界中で大ヒットを記録した前作から、夫婦の人生とコレクションのその後を追ったのが今回の続編。前作では無事にアートコレクションを寄贈したふたりだったが、国立美術館でさえも、この大量のアートコレクションの全ては受け入れられなかった。そこで急遽、全米50州の美術館に50作品ずつ、計2,500点を寄贈するプロジェクトが持ち上がった。寄贈先の美術館はラスベガスからハワイ、ニューヨークまで個性たっぷり。ふたりのコレクションは全米各地でどう受け止められるのか?そして、45年間いつも一緒だった夫婦にも別れの時が近づき、この壮大なコレクションの幕も下りようとしていた…。まさに「二人の人生の完結編」ドキュメントで描かれた感動の作品。
- 監督・プロデューサー/佐々木芽生
- 出演/ハーバート&ドロシー・ボーゲル、リチャード・タトル、クリスト、ロバート・バリー、パット・ステア、マーク・コスタビ、チャールズ・クロフ、マーティ・ジョンソン他
- 配給/ファイン・ライン・メディア・ジャパン
- 公式ウェブサイト
- 4月13日(土)より、シアターキノでロードショー